食品業界へ就職や転職でおすすめ資格4選

新卒から食品業界で働き、食品系の資格を7個程保持している管理人です!!
当記事では、食品系企業の資格支援制度で手厚い補償が受けられる資格や、食品業界で評価される資格を紹介していきます。
当記事で紹介する資格は、弁護士や会計士のような難関資格や食品系とは全く関係ない資格は除き、あくまで私が食品業界で働く中で有利に働くと感じた資格を紹介していきます。
もちろん「転職に資格なんて関係ない。」という意見もあるかと思いますが、資格を取得するような、自己研鑽でスキルを磨き続けることができる人は社内外で活躍できる人材であることが鉄板です。
この記事をおすすめする人
- ✔️ 食品業界へ就職を目指す就活生
- ✔️ 食品業界へ転職活動中の社会人
販売士

日本商工会議所が運営し、顧客やクライアントのニーズを適切に捉え、それをもとに商品を提供する販売の「プロ」を証明する資格になります。
一見「サービス業の人向けの資格」とも思われるかもしれませんがとんでもありません。
例えば、普段あなたが当たり前のように利用しているコンビニを思い浮かべて下さい。あのコンビニの導線や陳列棚、商品レイアウトはものすごく緻密に戦略的に並べられていることをご存知でしょうか?
私も取得している販売士資格は、マーケティングの基本的な考え方や、流通・小売業で必要な基礎知識や技能を理解し、知識を格段に向上させる資格です。
販売士は、3級2級1級とレベルが存在し、3級は接客や売場づくりなど販売担当としての必要な知識・技術を身につけることを目的に、2級はより高度な専門知識を身につけマネジメントする人材を目指すことを目的に、1級は経営に関する極めて高度な知識を身につけることを目的とされています。
食品表示検定

10年程前から圧倒的に食品系企業が新入社員におすすめする資格の一躍トップになりました。
私自身が新卒で働いていた会社でも、昇格要件として食品表示検定の初級の取得を求められていました。
どうして食品表示検定がこれほどまでに持ち上げられているかというと、私たちの食生活において流通する食品は多種多様化しており、食品表示検定では業種を分別せずに網羅的に食の知識を学ぶことができるからです。
またこれだけ成熟した食品業界で、安全・安心な食品を提供することが常に叫ばれており、食品に適切な表示をすることだけでなく、消費者に対して表示内容の説明ができる知識が必要になっているのです。
食品表示検定は生産者、製造者、卸売、小売、消費者とありとあらゆる食品に関わる全ての人々に活用できる資格となっているのです。
また食品表示検定は、営業職や企画職といった食品業界のいかなる職種の人に共通して活かせる資格でもあり、知識がなければ仕事がないと言っても過言ではありません。
営業職
食品業界の営業では、売り込む能力やコミュニケーション能力だけが必要だと思ってはいけません。食品表示は必須な知識です。
製造業や卸売業が販売する食品を見て、仕入れ先やバイヤーなどはパッケージの食品表示を確認し購買の決定に至るわけですが、咄嗟に質問を投げかけてくることもよくあります。
そこで食品表示の知識を発揮して正確に答えることができれば、間違いなく評価は確固たるものになるでしょう。
マーケティング・開発職
食品業界の人気職種でもあるマーケティングや開発職。職に就くことなら誰でもできますが、実際の現場で開発となると食品表示の知識がなければ間違いなく異動になるでしょう。
この世に流通している食品はあらゆる法律を遵守した上で、消費者の手元に食品を届けています。
いくら企画段階でマーケティングしたい開発したい商品の理想を語っても、法律を遵守できなければ商品化へは進めないのです。
品質管理職
自社製品や消費者からのクレームを読み取り、食の安全の門番として存在しています。
品質管理に就く人は、間違いなく食品表示の勉強をしていますしそれ相応の資格も持ち合わせています。
フードアナリスト

一般社団法人の日本フードアナリスト協会が認定する民間の認証試験で、飲食店情報、食材、食品、飲料等、食を取り巻くあらゆる情報を「読み解いて」かつ「発信する」食の情報の専門職です。
これまでに紹介した販売士や食品表示検定とは毛色が違い、求められるのは分析力とその分析した内容を説得力のあるロジックで発信する力です。
昨今ではTwitterやYouTubeなどのSNSが発展したおかげで、情報発信をインターネット上で発信する場が増えたため、情報発信が好きな人にはとってはピッタリな資格です。
フードアナリストになるには?
日本フードアナリスト協会が指定するカリキュラムを修了、または検定試験に合格し、入会手続きを経て日本フードアナリスト協会認定フードアナリストの会員となります。
管理栄養士・栄養士
管理栄養士は厚生労働大臣の免許を受けた国家資格で、栄養士は都道府県知事の免許を受けた資格です。
医療施設、老人福祉施設、介護保健施設、児童福祉施設、小・中学校、行政機関、企業、薬局など、食に関わる施設で働く人を多く見受けられます。
管理栄養士・栄養士になるには?
管理栄養士・栄養士になるには、高校卒業後、管理栄養士養成課程もしくは栄養士養成課程のある大学、短期大学、専門学校に入学し、所定の単位を取得して卒業することが必要です。
私が新卒入社した会社の同期に、通常の大学とは別に栄養士養成課程のある学校に入学し4大卒ながら栄養士の資格を保有している人もいました。
まとめ
食品業界へ就職や転職でおすすめ資格4選
- ✔️ 販売士
- ✔️ 食品表示検定
- ✔️ フードアナリスト
- ✔️ 管理栄養士・栄養士
単純に、「食品業界で働きたい!!基礎知識を身につけたい!!」というのであればまずは食品表示検定の初級の取得を目指すことからおすすめします。
無勉強からなら80時間ほどを学習に費やせば1ヶ月もあれば取得できる資格ですし、日常生活でも役に立ちますので損なことはありません。
当サイトのフードイグザムでは食品業界で習得が求められる、食品表示検定の初級や各種資格をeラーニングのwebアプリで簡単に学べることができる問題を無料で用意しています。
是非一緒に学習を進めていきましょう!!